STATEMENT
泡はいつか割れる。雷は一瞬で消える。
夢とうつつの境界に走る「消える直前」を、わたしは彫刻にする。
儚さは弱さではなく、最も高い電圧である。
現代美術家 / Contemporary Artist — 泡と放電のインスタレーション
消える寸前の光が、
いちばん強い
夢か、
うつつか
泡は彫刻、
雷は筆致
ephemeral & electric
venice biennale 2025
collateral event
STATEMENT
泡はいつか割れる。雷は一瞬で消える。
夢とうつつの境界に走る「消える直前」を、わたしは彫刻にする。
儚さは弱さではなく、最も高い電圧である。
壊れやすいものにしか
宿らない光がある
1990
長野県・諏訪湖のほとりに生まれる。花火職人の祖父の工房で育ち、「一瞬で消える巨大な光」を最初の彫刻として記憶する。
2013–2015
東京藝術大学 先端芸術表現科。在学中よりシャボン膜の薄膜干渉と高電圧放電の撮影実験を開始。卒業制作《帯電する泡 No.1》が買い上げとなる。
2019
初個展「0.2秒の彫刻」(東京)。泡が割れる瞬間に放電を走らせる装置彫刻を発表し、その年の新人賞を受賞。
2025
ヴェネチア・ビエンナーレ関連企画に参加。水面に浮かべた三百の泡へ順番に落雷させる夜間インスタレーションが話題となる。
"the brief immortality
of a bubble"
solo exhibition 2026
by utsutsu moriya
2026
直径2.4mの巨大なシャボン膜に、0.2秒間だけ本物の放電を走らせる装置彫刻。膜が割れる瞬間と雷が消える瞬間を完全に同期させ、「終わり」そのものを観客の目の前で彫刻する。
タイトルは「泡のつかのまの不滅」。会期中、装置は1日にたった12回しか作動しない。見逃した観客のために、次の放電までの残り時間だけが赤く表示される。
SOLD OUT
初日のチケットは3分で完売。二次流通価格が高騰したため、作家は抽選制へ切り替え、「偶然に立ち会えること」まで作品の一部にした。
放電の履歴はすべて記録され、会期終了後に一冊の「雷の台帳」として刊行される予定。